三重県鈴鹿市たこ焼き屋たこ虎を経営しています

しろーです

今回は破壊と再再生の続きを書きたいと思います

そして”何故引き算出来なかったのか”の理由を書いてます

前回はこちらです↓

f:id:siro-takotora:20190917005022j:plain
三重県産あやひかり

引き算を恐れるな

水を変え配合を変え割り出したたこ焼きを経験し

 開店してから今までのたこ焼きは

「入れすぎている」事に気づいたのです

何故入れすぎていたのか?

たこ焼き屋を開店させた頃の私の心の中は

①自分の中の美味しいたこ焼きを信じきれてなかった

②どこかでソースとマヨネーズでごまかしたらいいやと思っていた

③美味しいと思える食材を詰めに詰め込んだ

④他人の意見を全然聞かなかった

銅板でたこ焼きを焼く事の怖さと失敗出来ないという気持ち

沢山入れる事で安心していた

そしてここから何かを引く事が怖かったのです

分かってもらえないかもしれない

せっかく作り上げた何かを壊す事が怖く

恐怖が先に来ていたのです

美味しいは美味しいけど

「ある程度美味しいたこ焼き」に

「1人よがりな味のたこ焼き」に

「焼きやすい生地」へとなりました

沢山の味や食材を詰め込み過ぎ

生地を返しやすい(ひっくり返す事)

濃い生地となったのです

怖くて手を付けなかった考えを見つめ直そう

冷めても美味しいたこ焼きは進化出来るのではないか?と思ったのです

恐れる事をやってみてダメならまた戻ればいい

その先に行きたいのなら

「引き算を恐れるな!恐れるな」って頭の中で鳴り響いてた

f:id:siro-takotora:20190917004812j:plain
開店当初のたこ焼き

すり合わせと答え合わせ 

破壊と再再生を繰り返す事はとても面倒で怖いけど

自分の理想のたこ焼きとお客様の意見をすり合わせ

進化させれる事には最高な作業だと今では思ってます

自分の好きなたこ焼きにするのは簡単だけど

お客様が何を求めているのか?

四季でどんなたこ焼きが食べたいのか?を

すり合わせてより美味しい

より冷めても美味しいたこ焼きにしていきたいと思います

 これをこうしたらどうなる?

さぁここからこれをこうしたらどうなる?を書いて行こう

小麦粉・卵・昆布出汁・鰹の削り粉・ベーキングパウダー

・天かす・キャベツ・醤油・湿度・温度・四季で食べたいたこ焼き

まずそれぞれ特性特徴をどの割合でどうなるかを割りだす事にしました

☆小麦粉(あやひかり)はもともとモッチリするので昆布出汁との割合をだし小麦粉を入れすぎない事

☆卵と水を泡立てた時の感じでたこ焼きのフワッと感と膨らみが決まる事

☆昆布出汁の出し方を温度気候によって出汁の取り方を変えないと味が変わる事

☆キャベツの水分量を抑え乾かさないとべちゃとなり口当たりが悪い事

☆天かすの量が多すぎるとお腹でもたれる事

☆天かすの量によってトロッと感が変わる事、この事で天かすの量は四季で入れる量を調整する事

☆紅ショウガはピリッと美味しいが人口着色料が入っている為あんまり使いたくないのと紅ショウガを抜いて欲しいとのお客様が半数以上いらっしゃる事(ただし夏は持ちが良くなる特性があるので悩む)

ざっくり書いてみましたが

見て分かりますか?ほとんどが量を減らすと良くなる

今まで出していた数字から引き算すれば良くなる作業ばかりなのです

引き算する事

これが私が冷めても美味しいたこ焼きにする為に出した答えです

(勿論四季によっては足し算する事が良くなる場合あり)

食材1つ1つもっと詳しく書こうかと思いましたが

又の機会にしたいと思います

ここまで読んでくれてありがとう

もしよければ皆さんが美味しいたこ焼きはこれだ!って意見があれば

教えて下さい

f:id:siro-takotora:20190917004602j:plain
昆布の出汁は美しい

しろーのtwitterはこちら

しろー☆たこ焼き屋☆豚カツ大好きです (@takotoraogi) | Twitter

レターポットはこちらから

荻野 友美さんのレターポット | LetterPot (α)

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事