たこ焼き屋をやりますと宣言した理由たこ虎開店まで

三重県鈴鹿市でたこ虎たこ焼き屋を経営している

しろーです

2019年5月12日で1周年を迎えました

たこ虎をオープンさせるまでをブログにしたためたいと思います

そして忘れない様にしておきたいのです

どうぞ最後までお付き合いください(^^♪

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開店当日の写真はこれ1枚

始まりは何時だった?

5年前の2014年です

娘は高校1年生

息子は小学校5年生

パートで働くお母さんです

15歳の娘に「死にたい」と言われた時から始まります

その理由は

①世の中が全然楽しそうではない(暗いニュースばかりで)

②私はいつも娘に「こうした方が良いよ」「こうやってないと大人になったら大変だよ」と言ってました、娘はそんなに大変なら大人になりたくない!

③ただ漠然と何故死んではダメなのかが分からない

④お母さん全然楽しそうじゃないやん!

その問いにただ茫然とした私が居ました

生きて欲しい・・・

「貴方が死んだら私も死ぬ」とも言いましたが

娘の答えは「私の後に死んだら私分からないからさき死んでよ」って答えにショックを受け

ただただ、その時は止める事しか出来ずに

出した答えがこれ

「成人までは絶対に死んではダメだ!私が産んだんだから」

「お母さん貴方が大人になるまで産んだ責任があるから、そこまでは生きて欲しい」

とお願いしました

「もし20歳になって大人が楽しそうでなかったり、お母さんが楽しそうでなかったり、生きるのが苦しいんだったら自分の好きにしたらいいよ」って

娘は「じゃ20歳に死ぬ」と宣言しました

私は一体何やってたんだ

私は子供に何を見せてきたのだろう…その気持ちで一杯になりました

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こんなのがあると遊びたくなる

あと5年

私は私が楽しむ事を探したんです

その時思いついたのが「商売をすること」でした

夢でもあったのでこの際叶えてしまおう!って

ここからはお金を貯める為にせっせと働きお金を貯めます

あっという間に3年がたった

2017年4月の誕生日41歳

私一体何が好きなんだろう

美味しいものを食べる事

美味しいものを作る事

アッ大好きなのあった!

☆たこ焼きを焼く事☆

「たこ焼き屋をやりたいなぁ」初めてここでたこ焼き屋になりたいと思ったのです

夢を叶えたいと思い始めてから長いな…

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デザインは全て娘です娘は起きてる時間は絵を描いて過ごしてます

「たこ焼き屋をやります」宣言

「やりたいなぁ」から「たこ焼き屋をやります」と宣言することにしたのです

この時2017年9月

家族に宣言しました!私絶対たこ焼き屋になる絶対やるって!

オープンする日程を2018年4月私の誕生日に設定しやると決めたのです

この9月から

建物も建ってないのにたこ焼きの機械を買う事に決めたのです

あほでしょ?先にたこ焼き機…

いくらたこ焼き焼くのが好きでも焼く練習しないと出せない…と思ったのです

ここから毎日焼きました

本当に食材が勿体ないと思いながら(笑)

そしてコンセプトを決めないと、と思いました

薄利多売で売るのかorこだわるのか?

たこ焼きの形は?大きさは?

食材の仕入れは?

もう決めたらどんどん進みましたwこれ本当に楽しかったです

同時進行で

建物を建てるのか?移動販売にするのか?

私はたこ焼きの食材触感にこだわった為、移動販売には向いていないと判断し

建物をチョイスしました

しかしもう一つ考えていたのが『娘とたこ焼き屋を営めないか?』でした

家の隣なら娘も見ているし

もしかしてお手伝いしたくなるかも…!って淡い気持ちもありました

建物も4月にオープンとなると逆算すると1月には建ってないと…となり

バンバン進める事にしたのです

9月にやると宣言してから12月まで

・食材探し

・備品探し

・たこ焼きの研究

・コンテナ店舗の設置の為の工事の手配

・お母さんの仕事(これは普通か)

・パートの仕事

もう一杯一杯になり2017年12月にて仕事は辞めました

そして一大イベント12月にコンテナの入金…めちゃくちゃ高い…

コンテナ代金+コンテナ運搬設置+コンテナ内装と250万ほどかかりました

そこに設置する場所の基礎に水道電気ガスの配置から工事

工事の日程全て自分で決めて手配し

全てが初めての事ばかりで手探り

全然何も分からないので聞きまくって教えてもらいました(本当恥ずかしい)

でも意外と職人さんとかは凄く親切で教えてもらえて感謝しかないです

結局1月設置が3月設置となりもうズレにズレました

(コンテナ建物の確認申請がとても時間がかかったのです)

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開店時のチラシですこれも娘が作りました(親ばかです)

間に合わないね…

建物が建ったものの…4月の誕生日には到底間に合わない

アハハ

間に合わないよ!

もう身震いしました

開店させたいけど間に合わない…

「ダメなら日程をずらしなよ」そう声を掛けてくれたのは旦那でした

誕生日にこだわらないで日程をずらせばいい!

それから開店を5月12日に設定しました

開店時の失敗と成功

沢山のお客様に来て頂くために

オープン記念として5個入り330円を

200円で売り出すことにしたのです

チラシも沢山配った為

オープン当日から4日間

1日に売るたこ焼きを1時間で予約完売させて頂きました

とても嬉しい反面凄いクレームも出てしまいました

沢山並んでもらって沢山の方に食べてもらいましたが

沢山の人が買えずに

沢山の人が並ぶのにイライラし

「たこ焼きごときに!」と言葉を投げつけ帰られた事もありましたし

ネットでも中傷するコメントがあったり

やって良かったのか悪かったのか…今でも分からないんです

ただ

200円でたこ焼きを売ったことを後悔しています

これが正直な気持ちです

200円のたこ焼きには200円のたこ焼きの価値を持った

お客様が集まる

自信がなかったのです

何の修行もなく実績もない

飲食店に居たわけでもない

研究したって言っても数か月

こだわってても伝わらないかも

開店させてお客様が来なかったらどうしよう

美味しくないと言われたらどうしよう

少し値段を下げてでも食べてもらわないと始まらない

こんな気持ちで一杯でした

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結果は目に見えていた

こうして開店時たこ焼きを

200円で売った結果は見えてます

最初は爆発的に売れます

その後はどん底まで落ちます

自分でも分かっていた結果でした

でもどん底まで落ちたら上がるのみって思ったのです

そしてこのままどん底なら年内で店を畳もうとも決めました

たこ焼きもお客様も

もの凄く地道に研究しよう

そして何事に対しても丁寧にやって行こう

と掲げました

今思う事

開店時のたこ焼きと1周年を迎えたたこ焼きの味は変わりました

開店時は自分が好きなたこ焼きを作りました

そこからお客様が好きなたこ焼き&もっと美味しいたこ焼きを日々考えてます

そしてお店での出会いも大事にしています

2018年10月にSNSを初めて

本格的に2019年1月からたこ虎と自分を楽しんできました

こんなに沢山の方と出会えるとは思っていませんでした

そしてこんなに楽しめるのは皆さんのおかげです

この場を借りて「ありがとう」を伝えたいです

気になってる?と思う娘は?

20歳で死ぬと言っていた娘は

20歳の誕生日死にませんでした

ちょっと怖くなったと

そしてもう少し楽しい事探してみると

少しはその楽しい事に私を入れてくれてるのでしょうか?

分かりません

でも2月に娘が

しなやかフェス2019春に行きたいと言ってきたことに驚きました

「お母さん楽しそうだから」が理由です

ちょっとは楽しいを見せれたかな?

この娘の話はまたの機会にしておきます

たこ焼きの研究の話もしたい所ですが…これもまたの機会にしたいと思います

最後まで私のふり返りにお付き合いしてもらってありがとうございます

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